【ゲーム系の専門学校について その3 ~それぞれの道~】

【ゲーム系の専門学校について その3 ~それぞれの道~】

3年になり私はゲーム会社にアルバイト採用されました。
希望通りのモーションデザイナーの仕事につけたので、日々楽しくアルバイトの作業をしていました。

アルバイトをしていて衝撃を受けたのが、学生時に作っていた自分のアニメーションが会社では全く通用しないということです。

作ったモーションに対して信じられないほどのチェックバック(やり直しの指示的なこと)が帰ってきて、正直最初は嫌がらせを受けているのではないかと考えるほどでした。

実力は全然通用していませんでしたが、努力する姿勢は見せようと毎日積極的に質問し、チェックを担当してくれた社員の方のアドバイスをすぐに実践する等、がむしゃらに努力していたのが認められ、4か月後には内定をもらいました。

この4か月はアニメーションが爆発的に向上しました。もとが下手かっただけですが・・・
やはり学校で作業する何倍もうまくなります。
学生の方でアルバイトの誘いがあったら受けてみるといいかもしれません。企業先が良ければ爆発的な成長ができることがありますので。
残念ながら、アルバイトを使い捨ての用に雑に扱う企業もありますので、確実ではないですが・・・

内定をもらった後も研修という形で、4月まで働き4月からは正社員に昇格しました。
なので、3年生の間は殆ど学校には行っていません。週5日フルで入っていたので、給料もあり、土日はその給料で遊び惚けていました。

こんな感じが私の3年生での学生生活です。その他のみんなは同じように研修やインターンに行っているか、就活を続けているものが殆どで、通常授業もすくなく、それぞれの道を歩んでいき始めておりました。

この時期にフェードアウトしていくものも多発し、最終的な内定者は15名ほどだったかなと思います。

3年次は2年間で行ったことの結果が出る年だったので、かなりシビアな学校生活だったように感じます。
3年生の専門学校に通っている生徒さんは心して3年次を過ごしてほしいです。

つらつらと私の学生生活を書きましたが、もちろんこれは一例です。
これから専門学校を目指そうとしている人に何となく流れを伝えることができたら幸いです。

流れがわかれば、自分なりの波の乗り方を考えれると思いますので。
この業界は情報が少なく、立ち振る舞いがわからなくなってしまいますが、一つ言えるのは、自分で考えて、自分で行動する。これができれば最終的に業界には入れると思いますので、学生のみなさんは自分で考える癖をつけてみてください。

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